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〒100-0003
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル9F
株式会社毎日学術フォーラム内
日本アメリカ史学会
[特集]
紀平英作
アメリカ現代史研究にみる国家に関する 2 つの歴史認識
新川健三郎
アメリカ現代史における国家権力の問題
長沼秀世
シンポジウムの論点
[動向]
油井大三郎
成立期アメリカ帝国主義論争における政治史と経済史の接点
[時評]
古市文彦
ケベック問題とフェデラリズムの危機
大塚秀之
アラン・バッキ事件と「逆差別」論争
[特集]
溝田誠吾
アメリカ帝国主義成立期の経済過程
木村和男
アメリカ帝国主義の成立と対カナダ政策の転換
野田隆
メキシコの鉄道建設と鉄道政策 (1837 - 1910)
加茂雄三
シンポジウム「アメリカ帝国主義の成立をめぐって」
[論文]
秋元英一
南部における社会主義運動の「草の根」的性格について
[研究動向]
国本伊代
日本におけるラテンアメリカ史研究の動向と問題点
[特集]
1960 年代以降におけるジャクソン時代史研究の動向
野村達朗
ニュ−レフト史学とその周辺
油井大三郎
帝国論の論理と思想
高橋章
シンポジウムの論点
[論文]
乗浩子
現代ラテンアメリカの国家と社会
長沼秀世
「門戸解放帝国主義」をめぐって
[研究動向]
大原祐子
カナダにおける女性史研究の最近の状況
林義勝
Encyclopedia of American Foreign Policyの出版と最近のアメリカ外交史研究の動向
[特集]
有賀貞
アメリカ革命期の民主主義思想
平野孝
ポピュリズムと黒人:その再検討
大塚秀之
アメリカ民主主義と人種差別
新川 健三郎
シンポジウムの論点
[論文]
白井洋子
ペンシルヴェニアのインディアン・トレ−ダ−研究について
畑恵子
メキシコの農民と国家:ベラクルス州のアグラリスモを中心として
[研究動向]
藤本一美
日本におけるヴァジニア研究の動向
[文献目録]
アメリカ民衆史に関する洋雑誌所在目録
[特集]
松本悠子
多民族社会としてのアメリカ
野村達朗
労働史と移民史の結合について
岡部廣治
ラテンアメリカにおける人種と民族
秋元英一
シンポジウムの論点
[論文]
青山すみ子
ニュ−ディ−ル時代労働運動: 自動車産業を中心とする
[研究動向]
福本保信
奴隷制廃止運動: 運動担い手の階級性
青木信家
南北戦争後の南部における Peonage 研究の動向
[特集]
池本幸三
植民地時代社会史の一考察
西川進
奴隷コミュニティとドライヴァについて
鵜月裕典
アメリカ都市民衆の社会史
大下尚一・有賀夏紀
シンポジウムの論点
[論文]
樋口映美
再建期における白人優越主義の台頭:ウィルミントンの場合
牧野裕
「経済発展委員会」の設立と経済政策思想の転換
[研究ノ−ト]
阿部久子
キュ−バの砂糖産業におけるコロノとブラセ−ロをめぐる覚え書き
[研究動向]
上杉忍
最近のアメリカ共産党研究の動向
[特集]
長田豊臣
合衆国の再建: 国家統合の観点から
志邨晃佑
革新主義:禁酒法の位置づけを中心に
島田真杉
ニュ−ディ−ルと社会統合
秋元英一・紀平英作
シンポジウムの論点
[論文]
北川智恵子
核政策における市民参加
藤本一美
アメリカのグレナダ侵攻: 侵攻の背景と問題点
緒方房子
19 世紀後半の公娼制阻止運動: 社会浄化運動の始まり
[特集]
新川健三郎
1970 年代のアメリカにおけるアメリカ外交史研究の動向
上杉忍
アメリカにおける最近の黒人史研究
藤本博
70 年代のアメリカ合衆国における外交政策研究の視点
長沼秀世
アメリカ合衆国の少数民族に関する 70 年代の研究動向
池本幸三
18 世紀アメリカの奴隷制をめぐる最近の諸問題
庄司啓一
シンポジウムの論点
[論文]
青木信家
クロッパ−の歴史的性格について
西崎文子
「利他的」モンロ−・ドクトリンの誕生
[研究ノ−ト]
清水さゆり
リンドン・ジョンソンの政治略歴: 初期に関する一考察
[特集]
室谷哲
中西部における「農民層分解」をめぐって
夏目啓二
A. D. チャンドラ−大企業成立史研究に関する一考察
竹田有
労働の史的変質
有賀夏紀
女性史研究の新展開
高橋章
「近代世界システム」論
原田金一郎
20 世紀におけるラテンアメリカと合衆国との関係の史的構造
木村和男
カナダ連邦結成をめぐるアメリカ「マニフェスト・デスティニ−」と
イギリス「自由貿易帝国」の相克
上杉忍
総括討論
[論文]
緒方房子
社会浄化運動と産児制限:自由意志による母性、1870s - 1910
野川静枝
原爆原料製造法の決定過程について
[特集]
中野博文
米国の干渉政策とフィリピン社会
藤本博
合衆国によるヴェトナム介入の発端
林哲
第 2 次大戦直後のアメリカの朝鮮政策について
森田英之
60年安保闘争と日米関係
牧野裕
シンポジウム討論要旨
[論文]
辻内鏡人
南部再建の一局面: 解放民局法の更新から廃止まで
戸田徹子
アメリカにおける婦人外国伝道協会の成立
[研究動向]
上杉忍
アメリカ史研究会創立 12 周年を迎えて
[特集]
志邨晃佑
アメリカ史としての移民
田中きく代
「旧移民」への対応とアメリカ社会の変容
山田史郎
20 世紀前半のイタリア系コミュニティの展開
大塚秀之
現代の移民問題: 移民問題に対する帝国主義の論理とその批判
長沼秀世
シンポジウムの要旨
[論文]
中條献
黒人大学の社会的機能と役割
寺地功次
インドネシア独立をめぐるアメリカ合衆国の政策
長沼秀世
「アメリカ帝国主義」の一理解
[特集]
横山良
アメリカ民主主義と階級: 変革の社会史をめざして
油井大三郎
転換期の世界と米国史像の再検討
庄司啓一
移民と労働市場の編成
富田虎男
シンポジウムの論点
[論文]
高木真理子
戦前ハワイの日本語学校
[研究ノ−ト]
中村 (笹本) 雅子
マイノリティの歴史と「文化剥奪論」
[研究動向]
樋口映美
アメリカにおける社会史的アプロ−チと世紀転換期の人種関係
[小特集]
1989 年度運営委員会・編集委員会
15 周年特別企画にあたって
中條献
奴隷解放後の黒人教育観の諸相
室谷哲
19 世紀アメリカ史における「世代」と文化変容
寺崎弘昭
黒人教育と社会史: 中條献報告へのコメント
有賀夏紀
室谷氏の研究へのコメント: 「中産階級」の経済倫理
遠藤泰生
文化と政治のあいだ: 残された課題
佐々木孝弘
討論の要旨
[論文]
大森一輝
アンテ・ベラム期ボストンにおける公教育統合運動
[雑報]
富田虎男
ハワ−ド・ジン氏の講演「1960 年代のアメリカと私の歴史研究」
新川健三郎
ウィリアム・A・ウィリアムス教授の個人的思い出
[特集]
長嶋佳子
ガ−ヴェイズムの経験的宗教観とジャマイカ的<影>
梶原寿
公民権運動の宗教的基盤: 黒人キリスト教の性格
野村文子
アメリカ宗教と不寛容
[論文]
中野博文
1933 年ソヴェト政権承認と合衆国の政党政治
[書評]
鵜月裕典
E. P. トムソン他著『歴史家たち』
[追悼文] 平野さんのご冥福を祈って
室谷哲・れいか
平野先生を偲んで
[特集]
志邨晃佑
シンポジウム企画の意図と目的
金井光太朗
ジャクソン期のナショナリズムによる公共転換
森孝一
世紀転換期の宗教とナショナリズム
西崎文子
1920 年代のアメリカのナショナリズム
ナショナル・ヒストリーとインタ−ナショナル・ヒストリー
[論文]
川島正樹
モントゴメリ−は公民権運動の出発点たりうるか?
[研究動向]
篠儀直子
映画黎明期の社会史に向けて
[特別寄稿]
明石紀雄
アメリカ史研究に「終わり」はあるか?
島川雅史
清水知久氏とアメリカ史研究の意味
[特集]
遠藤泰生
特集企画の意図と目的
大森雄太郎
国王は植民地に「不在」だったか?
肥後本芳男
アメリカ史の原点を求めて:斎藤史学とアメリカ革命
中野勝郎
アメリカ革命と連邦憲法
斎藤 眞
お答えにならないお答え:
「イギリス化」、「合意による政治」、「不在君主」など
[論文]
白井洋子
家族史の中の「アメリカ」
中川正紀
メキシコ系とフィリピン系の農業労働者ストライキにおける聖職者
[特集]
(1) 『南北アメリカの 500 年』全 5 巻
横山良
『南北アメリカ 500 年』を読んで
林義勝
『南北アメリカ 500 年』を読んで
(2) 『常識のアメリカ・歴史のアメリカ』
秋元英一
書評『常識のアメリカ・歴史のアメリカ』
近藤和彦
社会的結合と公共性: アメリカ史の / 歴史学の新たな胎動
鈴木董
アメリカ合衆国とオスマン帝国と
金井光太朗
民のモラルと国家の公共
佐々木孝弘
近代世界の相対化とアメリカ例外主義の克服
[論文]
加藤公一
アジア太平洋戦争末期の中国論争
[研究動向]
佐藤千登勢
最近のアメリカ女性労働史研究の動向
[特集]
編集委員会
特集企画の趣旨
油井大三郎
アメリカ史研究会の 20 年とこれから
新川健三郎
アメリカ史研究会の 20 年を顧みて
白井洋子
アメリカ史研究会とアメリカ史教育
富田虎男
『アメリカ史研究』創刊のころ
竹中興慈
アメリカ史研究会発足前後のこと
宮井勢都子
アメリカ史像の模索 — アメリカ史研究会 20 周年に寄せて
佐々木孝弘
アメリカ史研究会 20 周年の現状と問題点
— アメリカ史研究会の創立 20 周年に寄せて
川島浩平
若干の自分史と 20 年目のアメリカ史研究会
藤永康政
例会 20 周年の項目別・年代別分類結果
— アメリカ史研究会例会の表題を参考にして
[研究ノート]
山内恵
シャーロット・パーキンズ・ギルマンにおける「ユートピアの子供」
[研究動向]
大森一輝
インターネットで何ができるのか — アメリカ (史) 研究者向け活用法
[特集]
編集委員会
特集企画の趣旨
辻内鏡人
多文化主義をめぐる問題領域の構図
牛田千鶴
教育における多文化主義の試み
— ラテン・アメリカ系移民の母語維持をめぐって
飯野正子
多文化主義と日系人
鵜月裕典
先住民と多文化主義: 帰属意識をめぐって
小塩和人・石山徳子
環境史研究と多文化主義の接点
中條献
歴史叙述におけるアイデンティティのカテゴリー
— 「ジェンダー」と「人種」をめぐる議論を中心に
[研究ノート]
中嶋 啓雄
モンロー・ドクトリンの表明をめぐって — メイン = アモン論争の検討
[特集]
編集委員会
特集企画の主旨
佐々木孝弘
南部社会における家父長制とジェンダー
谷中寿子
戦争とジェンダー
坂本辰郎
アメリカ教育史とジェンダー
松久玲子
中米の家族研究とジェンダー
大辻千恵子
アメリカ福祉国家とジェンダー
林みどり
ジェンダーと表象の政治学
[論文]
細谷典子
ニューディール期南部白人リベラルの人頭税廃止運動
水野 由美子
異文化としての学校 — ニューディール期の教育改革とナバホ族 —
[リヴュー・エッセイ]
廣部泉
最近日本で出版されたアジア系移民に関する書物から
[書評] 学生と読みたいアメリカ史の本
高橋裕子
ハワード・ジン『甦れ独立宣言 — アメリカ理想主義の検証』
松本悠子
ロナルド・タカキ『多文化社会アメリカの歴史』
戸田徹子
森孝一『宗教から読む「アメリカ」』
有賀夏紀
メアリー・ローランソン、ジェームズ・E・シーヴァー
『インディアンに囚われた白人女性の物語』
川島正樹
上坂昇『キング牧師とマルコムX』
島田法子
油井大三郎『日米戦争観の相克--摩擦の深層心理』
[アメリカ史関連学位論文一覧]
博士・修士学位論文題目 (要旨)
[雑報]
アメリカ史研究会第 22 期運営委員会報告 (1996 年秋 - 1997 年夏)
『アメリカ史研究』第 21 号への自由投稿原稿の募集について
[特集]
編集委員会
特集企画の趣旨
中野勝郎
この慎ましやかな夢 — 多文化主義とナショナル・ヒストリー —
生井英孝
窃視の街 — ジェイコブ・A.・リースと世紀転換期における写真の修辞学 —
黒田悦子
ヒスパニック (ラティノ) のアメリカ
— メキシコ系アメリカ人の抵抗文化の形成 —
森杲
19 - 20 世紀転換期のアメリカ経済の構造変化
— 「大衆消費社会の登場」を展望しながら —
[レビュー]
中條献
「公的記憶」、「伝統」、「歴史」
— 現代アメリカ合衆国社会と「ナショナル・イメージ」
[論文]
貴堂嘉之
ギルディッド・エイジにおける階級統合のかたち
— 労働騎士団の結社の文化と中国人問題 —
水野剛也
第二次世界大戦時におけるアメリカのリベラル知識人と
日系人の立ち退き・収容 (1941 - 1942 年)
[書評]
竹中興慈
樋口映美 『アメリカ黒人と北部産業: 戦間期における人種意識の形成』
楠井敏朗
金井光太朗
辻内鏡人 『アメリカの奴隷制と自由主義』
[アメリカ史関連学位論文一覧]
博士・修学位論文題目 (要旨)
[雑報]
アメリカ史研究会23期運営委員会報告 (1997 年 8 月 - 1998 年 7 月)
および 1997 年アメリカ史研究者夏季セミナー報告
『アメリカ史研究』第 22 号への自由投稿原稿の募集
[特集]
編集委員会
特集企画の趣旨
山田史郎
福音の生産と消費 — 市場革命の時代の宗教と出版 &mdsah;
常松洋
大衆消費社会とアメリカ的生活水準
室谷哲
100 年後のソースタイン・ヴェブレン— 『有閑階級』と『経済人』
奥田伸子
家電製品・家事使用人・ホリディ
— 戦間期イギリスにおける大衆消費社会の「未」成立? —
[論文]
水谷憲一
1917 年移民法審議における日本人移民問題、1911-1917
— 帰化不能外国人入国禁止条項の帰趨をめぐって —
[書評]
肥後本芳男
Edward Countryman, "A Collision of Histories"
上杉佐代子
Kathleen M. Brown, "Good Wives, Nasty Wenches, and Anxious Patriarchs:
Gender, Race, and Power in Colonial Virginia"
上村直樹
Warren Christopher, "In the Stream of History: Shaping Foreign Policy for a New Era"
[アメリカ史関連学位論文一覧]
博士・修学位論文題目 (要旨)
[雑報]
『アメリカ史研究』第 23 号への自由投稿原稿の募集
アメリカ史研究会24期運営委員会報告 (1998 年 7 月 - 1999 年 7 月)
および 1998 年アメリカ史研究者夏季セミナー報告
[レビュー特集]
編集委員会
特集企画の趣旨
・通史記述をめぐって
・通史記述の条件と可能性
川島浩平
1990 年代におけるアメリカ史概説邦語文献の場合
中野 博文
二つの政治史
矢口 祐人
ミュージアム・レビュー — その背景と一例 —
[論文]
中野耕太郎
パブリック・スクールにおける移民の母語教育運動
— 20 世紀初頭のシカゴ —
豊田真穂
アメリカ占領下の日本における女性労働改革
— 保護と平等をめぐる論争を中心に —
村田勝幸
コミュニティとイデオロギーの狭間で
— 非合法移民擁護のためのメヒカノ組織 CASA の挑戦と挫折 —
内田綾子
先住アメリカ人における歴史的和解
— ブラック・ヒルズとウンデッド・ニーをめぐって —
[アメリカ史関連学位論文一覧]
博士・修士学位論文題目 (要旨)
[雑報]
アメリカ史研究会第 24 期運営委員会報告 (1999 年 8 月 - 2000 年 7 月)
および第 24 回アメリカ史研究者夏期セミナー報告
『アメリカ史研究』第 24 号への自由投稿原稿の募集
[論文]
岩崎佳孝
強制移住後のインディアン・テリトリーにおけるアメリカ先住民部族
— チカソー族の部族内抗争と部族自治への道程 —
平体由美
州規制から連邦規制へ
— 連邦児童労働法案論争にみる全国児童労働委員会の統一的規制受容過程 —
高田馨里
第二次世界大戦期、アメリカ合衆国における新しい空の「秩序」の策定
土屋和代
「貧困との戦い」とコミュニティ組織の展開
— 1960 年代後半のロサンゼルスの事例を中心に —
坂下史子
歴史展示とその社会的受容
— リンチ写真展 "Without Sanctuary” を例に —
[研究動向]
佐藤千登勢
アメリカ史研究における比較史の現状
[書評]
松本悠子
田中きく代著『南北戦争期の政治文化と移民 — エスニシティが語る政党編成と救貧』
佐々木豊
馬暁華著『幻の新秩序とアジア太平洋 — 第二次世界大戦期の米中同盟の軋轢』
佐々木 孝弘
和田光弘著『紫煙と帝国——アメリカ南部タバコ植民地の社会と経済』
[追悼]
大塚秀之
本田創造先生のお仕事
貴堂嘉之
「未完」— 辻内鏡人さんの業績を偲ぶ —
[雑報]
アメリカ史研究会第26期運営委員会中間報告 (2000 年 8 月 - 2001 年 5 月)
および 2000 年アメリカ史研究者夏季セミナー報告
[アメリカ史関連学位論文一覧]
博士・修士学位論文題目 (要旨)
[論文]
後藤千織
19 世紀後半のサンフランシスコにおける都市的経験と移民排斥
— 中国人労働者と白人少年少女の労働競合を中心に —
[研究動向]
落合明子
最近の再建期研究
— フォーナーの『再建』以降の動向を中心に —
[書評]
松原宏之
荻野美穂著『中絶論争とアメリカ社会 — 身体をめぐる戦争』
生井英考
黒沢眞里子著『アメリカ田園墓地の研究 — 生と死の景観論 — 』
石山文彦
辻内鏡人著『現代アメリカの政治文化
— 多文化主義とポストコロニアリズムの交錯 — 』
阿部齊
平田美和子著『アメリカ都市政治の展開 — マシーンからリフォームへ — 』
[アメリカ史関連学位論文一覧]
博士論文題目と要旨
[雑報]
アメリカ史研究会第 27 期運営委員会報告 (2001 年 7 月 - 2002 年 6 月)
および 2001 年アメリカ史研究者夏期セミナー報告
『アメリカ史研究』への自由投稿原稿の募集
[特集] 20 世紀アメリカの再検討 — 21 世紀の視点から —
編集委員会
特集企画の趣旨
佐々木 孝弘
「アメリカの世紀」と「帝国」のあいだ
大辻 千恵子
1996 年福祉改革の意味: 20 世紀アメリカ社会と「家族」
[論文]
南川 文里
エスニック・タウンにおける人種編成
— 1910 年代末ロスアンジェルス日系移民による矯風運動を中心に —
[書評]
小檜山 ルイ
坂本辰朗著
『アメリカ教育史の中の女性たち — ジェンダー、高等教育、フェミニズム』
山田 史郎
川島浩平著
『都市コミュニティと階級・エスニシティ
— ボストン・バックベイ地区の形成と変容、1850 - 1940 — 』
[アメリカ史関連学位論文一覧]
博士論文題目と要旨
[雑報]
アメリカ史研究会第 28 期運営委員会報告 (2002 年 7 月 - 2003 年 6 月)
および 2002 年アメリカ史研究者夏期セミナー報告
『アメリカ史研究』への自由投稿原稿の募集
[特集] ナショナリズム再考
編集委員会
特集企画の趣旨
古矢 旬
アメリカ史における「ナショナリズム」問題
前川玲子
ランドルフ・ボーン再考 第一次世界大戦下のアメリカ知識人 —
山本貴裕
前千年王国説とナショナリズム— 原理主義者のアメリカ観、1914-1918年 —
中條 献
変化するナショナリズム— アメリカ合衆国の国民統合と公民権運動の歴史解釈 —
兼子 歩
アメリカ史におけるジェンダー・セクシャリティとナショナリズム
[論文]
大類久恵
第一回中東・アフリカ歴訪とマルコム X
高原秀介
ウィルソン政権と旧ドイツ領南洋諸島委任統治問題
— 米・英・日・英自治領の認識と政策的対応をめぐって —
[研究ノート]
鈴木周太郎
フィラデルフィアのヤング・レディズ・アカデミーにみる建国期女子教育
[アメリカ史関連学位論文一覧]
博士論文題目と要旨
[雑報]
アメリカ史研究会第 29 期運営委員会中間報告(2003 年 7 月 - 2004 年 6 月)
第 28 回アメリカ史研究者夏期セミナー報告
第 28 期(2002 年 - 2003 年)アメリカ史研究会会計報告
アメリカ史研究会入会手続き
『アメリカ史研究』への自由投稿原稿の募集
テーマ: 「多文化主義の行方 1: 地域を超えて」
日時: 1995 年 12 月 16 日 (土) 13:00 - 17:00
会場: 明治大学大学院第 2 会議室
論者および題目
林 義勝
「アメリカ外交史研究とエスニシティ」
高村 宏子
「カナダのアイデンティティとしての多文化主義 — 対米関係の文脈にみられる動向 —」
中野 聡
「東南アジアと米国の『多文化主義』」
庄司 啓一
「国際労働力移動と多文化主義 — 経済的視点から」
テーマ: 「多文化主義の行方 2: 交錯するアイデンティティ」
日時: 1996 年 3 月 16 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 明治大学大学院第 2 会議室
論者および題目
米山 裕
「日系移民史と社会史の接点」
太田 和子
「ケイジァンのアイデンティティと文化のダイナミズム」
那須 千鶴
「1920 年代のユダヤ系移民文学をめぐって」
コメンテーター: 辻内 鏡人
テーマ: 「多文化主義の行方 3: 教育・文化をめぐって」
日時: 1996 年 6 月 1 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 明治大学大学院第 2 会議室
論者および題目
森茂 岳雄
「Diversity から Literacy へ
— アメリカ州社会科カリキュラムにみる多文化主義の行方 —」
中村 雅子
「ヘンリー・ジルーの教育・文化論 — 批判的教育学から境界教育学へ —」
青木 利夫
「多文化教育における文化概念の再検討 — メキシコの事例を中心に —」
コメンテーター: 中條 献
テーマ: 「多文化主義の行方 4: ジェンダーの視点から」
日時: 1996 年 7 月 6 日 (土) 13:00 - 15:30
会場: 立教大学 5 号館 第 1・第 2 会議室
論者および題目
内田 綾子
「ジェンダーとポストコロニアリズムの地平」
新藤 久美子
「ポストモダンのフェミニズム」
コメンテーター: 川島 浩平
総会 15:30 より
懇親会
テーマ: 「世界史のなかの米国外交」
日時: 1996 年 10 月 12 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 明治大学大学院棟第 2 会議室
論者および題目
中嶋 啓雄
「モンロー・ドクトリン再考
— アメリカ外交の理念と大西洋国際関係 1815 年〜1826 年 — 」
寺地 功次
「アメリカ外交と民主化に関する一考察」
コメンテーター: 杉山 茂、高橋 均
テーマ: 「日系コミュニティーと日米関係」
日時: 1996 年 11 月 16 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 明治大学大学院棟 第 2 会議室
論者および題目
七戸 実弥
「リトル東京再開発にみる日系アメリカ人コミュニティの変容」
稲垣 誠
「ホーム・アイランド沖縄とハワイにおける沖縄人アイデンティティの存続」
コメンテーター: 貴堂 嘉之
テーマ: 「宗教と社会変容」
日時: 1996 年 12 月 21 日 (土) 13:00 - 16:00
会場: 明治大学大学院棟 第 1 会議室
論者および題目
清水 透
「宗教とムラ — プロテスタント化から見えるもの — 」
森 孝一
「デノミネーショナリズムの再検討」
コメンテーター: 鈴木 茂
テーマ: 「『アメリカ的』なるものをめぐるジレンマ」
日時: 1997 年 3 月 15 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 明治大学大学院棟第 2 会議室
論者および題目
高田 馨里
「翼をもったトロイの木馬
— 1940 年、アメリカ国防体制の構築と越境する排除のメカニズム 」
水野 剛也
「第一次大戦の記憶と第二次大戦における市民的自由
— アメリカのリベラル派と日系人の立ち退き・収容問題 — 」
コメンテーター: 遠藤 泰生
テーマ: 「環境史研究が開く新しい地平 — 女性、先住民、科学、政治、思想 — 」
日時: 1997 年 5 月 31 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 明治大学 12 号館 2064 教室
論者および題目
鈴木 早苗
「現代アメリカの環境運動における女性の位置
— エコロジカル・フェミニズムの問題と展望」
石山 徳子
「米国先住民と環境正義運動 — 部族政府、草の根団体、生活環境 —」
コメンテーター: 戸田 清、久保 文明
テーマ: 「人の移動と文化変容」
日時: 1997 年 7 月 5 日 (土) 13:00 - 16:00
会場 明治大学 11 号館 34 教室
論者および題目
北村 暁夫
「ラグーナからブラジルへ
— 19 世紀末、イタリア北東部ヴェーネスト州の移民 — 」
佐藤 唯行
「アメリカ南部史のなかのユダヤ人
— 奴隷制時代から公民権闘争期まで — 」
コメンテーター: 鈴木 茂、山本 明代
テーマ: 「黒人史研究の展開 1: 奴隷制をめぐる諸問題」
日時: 1997 年 11 月 1 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 東京大学教養学部 14 号館 208 号室
論者および題目
濱田 雅子
「18 世紀から 19 世紀前半におけるアメリカ黒人奴隷の衣服の社会史的考察」
岩村 健二
「19 世紀キューバにおける『黒人』表象について」
コメンテーター: 宮井 勢都子
テーマ: 「黒人史研究の展開 2: 奴隷制南部から北部都市へ」 (合評会)
日時: 12 月 6 日 (土) 13:00 - 17:00
会場: 明治大学大学院第二会議室
文献
辻内 鏡人 『アメリカの奴隷制と自由主義』 (東京大学出版会、1997 年)
樋口 映美 『アメリカ黒人と北部産業
— 戦間期における人種意識の形成』 (彩流社、1997 年)
報告
金井 光太郎、楠井 敏朗
竹中 興慈、藤永 康政
テーマ: 「戦争とジェンダー」
日時: 1998 年 3 月 28 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 明治大学大学院第二会議室
論者および題目
高村 宏子
「『総力戦』におけるフェミニズム — ジェーン・アダムズと第一次世界大戦」
島田 法子
「第二次世界大戦期のハワイにおける軍隊と性」
コメンテーター: 米澤 正雄、杉山 茂
テーマ: 「米西戦争百年に考える: 米国 – キューバ外交の歴史と現状を中心に」
日時: 1998 年 6 月 20 日 14:00 - 17:00
会場: 青山学院大学 第 16 会議室 (青山キャンパス総合研究所ビル 9 階)
論者および題目
報告 1) 上村 直樹 (広島市立大学)
「20 世紀のアメリカ外交とキューバ」
コメンテーター: 伊藤裕子 (日本学術振興会特別研究員)
報告 2) 山岡 加奈子 (アジア経済研究所)
「米国の対キューバ政策: 経済制裁を中心に」
コメンテーター: 岸川 毅 (上智大学)
テーマ: 「言語とアイデンティティ」
日時: 1998 年 7 月 18 日 (土) 13:00 - 16:00
会場: 青山学院大学 6 号館 1 階 第 4 会議室 (青山キャンパス)
※ 例会終了後に総会を予定しております。
※ 総会の後、18:00 より同会場にて、「越境する文化と国民統合」を題材とした現代史研究会の定例研究会が開催されます。興味のある方は、引き続きご参加下さい。
論者および題目
報告 1) 丸山 悦子 (津田塾大学・院)
「転換期の二言語教育 — 分裂するヒスパニック系住民の対応と見解」
報告 2) 中川 正紀 (フェリス女学院大学)
「チカノのエスニック・アイデンティティ — 1960 年代の労働運動を中心に」
コメンテーター: 村田 勝幸 (南カリフォルニア大学・院)
川崎誠司 (東京学芸大学)
企画主旨
カリフォルニアでは、州内での二言語教育の禁止を求める「提案 227 号」が今月 2 日の住民投票で可決されました。今回の例会では、こうした動きもふまえて、二言語教育をめぐる論争とエスニック・アイデンティティについて考えます。
その際、二言語教育をめぐる対立を「主流社会対ヒスパニック」という単純な図式に還元するのではなく、ヒスパニック内部にもある様々な見解を整理し、さらには、特にチカノについて、エスニック・アイデンティティの多様性の歴史的源泉とその展開を検討します。また、コメンテーターには、ヒスパニックをめぐる状況の変化と反移民感情の高まりという観点、および多文化教育としての二言語教育という観点から、それぞれ問題提起をしてもらう予定です。たいへんタイムリーなテーマですので、多くの会員の積極的な参加を期待いたします。
日時: 1998 年 10 月 31 日 (土) 13:00 - 17:00
会場: 東京大学駒場キャンパス 第 10 号館 3F 会議室
論者および題目
報告 1) Leon Fink (Univ. of North Carolina, Chapel Hill)
"From Autonomy to Abundance: Changing Beliefs about the Free Labor System in
Nineteenth-Century America"
コメンテーター: 佐々木 孝弘 (東京外国語大学)
報告 2) Susan Levine (East Carolina University)
"Common Tastes: Working-Class Housewives and the Uses of Consumer Cultures"
コメンテーター: Lois Rita Helmbold
(San Jose State University,
Fulbright Senior Lecturer [津田塾大・日本女子大] )
※ 報告は英語「通訳なし」ですが、質疑応答の際には、必要に応じて通訳をいたします。
テーマ: 合評会
日時: 1998 年 12 月 19 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 明治大学研究棟 第二会議室
(いつも使っている大学院棟ではなく、
新しくできた高層の校舎ビル「リバティー・タワー」の裏側の建物です)
論者および題目
上杉 忍
「公民権運動への道
— アメリカ南部農村における黒人のたたかい」 (岩波書店、1998 年)
コメンテーター: 秋元 英一 (千葉大学)、太田 和子 (共立女子大学)
今回は、本年度修士号を取得した 4 名の院生に報告をお願いし、日本におけるアメリカ史研究の新たな動向をさぐります。会員諸氏の積極的な参加を期待します。
テーマ: アメリカ史研究の新動向 — 修士論文報告会 —
日時: 1999 年 3 月 27 日 (土) 13:00 - 17:00
会場: アメリカ研究資料センター会議室 (東京大学教養学部 14 号館 208 号室)
※ 当日は、センター入口からではなく、14 号館入り口からお入りください。
論者および題目
報告 1) 園田 節子 (東京大院)
「在外華人の保護と教化からみた出使
アメリカ・スペイン・ペルー大臣の活動, 1879 - 1896」
報告 2) 柴田 由佳子 (東京大院)
「アイダ・B・ウェルズと『文明』」
報告 3) 宮田 伊知郎 (埼玉大院)
「20 世紀初頭における郊外化と中産階級の形成 — 都市計画の展開を主な視点として」
報告 4) 長尾 ゆり (一橋大院)
「ポスト公民権運動期の逆差別
— バッキ事件にみるカラーブラインド思想の史的考察」
テーマ: 連続企画 〜 アメリカ合衆国の「国民国家」論「国民化」論の射程 〜
日時: 1999 年 6 月 19 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 青山学院大学 総合研究所 7 階 第 13 会議室
論者および題目
連続企画主旨説明: 貴堂 嘉之(千葉大学)
「日本における「国民国家」論「国民化」論の研究動向
〜アメリカ合衆国と日本近代の場合〜」
報告 1) 小林 憲二 (立教大学)
「アメリカ文学を問い直す 〜国民文学としての問題点〜」
報告 2) 大島 正裕 (青山学院大学大学院文学研究化史学専攻博士後期課程)
「ボリビアにおける『国民革命』
〜ビリャロエル政権とインディヘナ国民会議 (1945) 〜」
連続企画 〜 アメリカ合衆国の「国民国家」論「国民化」論の射程 〜
ベネディクトアンダーソンの「想像の共同体」以後、近代国民国家に関わる歴史研究の方法は大きく変更されました。また、カルチュラルスタディーズやポストコロニアル批評の影響を受け、「国民国家」論やナショナリズム研究は、今日最も論争的な分野となっています。
「アメリカ合衆国に国民化論は可能か?」という問いを出発点に、二回連続企画で、国民国家論あるいは国民化の視点から、アメリカ合衆国の歴史を検証してみたいと思います。
日時: 1999 年 7 月 10 日 (土) 13:00 - 16:00
会場: 青山学院大学総合研究所 10 階 第 18 会議室
論者および題目
報告 1) 松本 悠子 (中央大学)
「『アメリカ的生活様式』と『国民化』
〜 20 世紀前半のロスアンジェルスにおける住宅建設をめぐって」
報告 2) 松原 宏之 (カリフォルニア大学サンタクルーズ校大学院博士課程)
「1910 年代サンフランシスコの売春問題をめぐる文化的権威の成立過程
〜『国民化』の主体を再考するために」
第 187 回例会
日時: 1999 年 11 月 6 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 青山学院大学総合研究所 10 階第 18 会議室
論者および題目
佐々木 孝弘 (東京外国語大学)
「アラマンフ・コトン・ミルとミル・ヴィレッジ
— 労働者家族の世帯構成の特徴とその変化の意味するもの(1837 - 1926)」
テーマ: 「多文化主義と南北アメリカ」
日時: 2000 年 1 月 29 日 (土) 13:00 - 17:00
会場: 青山学院大学総合研究所 10 階第 18 会議室
論者
報告 1) 木村 秀雄
報告 2) 辻内 鏡人
コメンテーター: 鈴木 茂
企画主旨
『多文化主義のアメリカ — 揺らぐナショナル・アイデンティティ』(東京大学出版会、1999年)や、『神奈川大学評論』の特集 — 「ラテン・アメリカの二〇世紀」( 33 号、1999 年 7 月) でも見られますように、多文化主義をめぐる議論は、近年において幅広い地域で多様な展開をみせているようです。そこで今回は、「多文化主義」をめぐって南北アメリカ研究者が討論できる場を設けました。例会においては、まず木村秀雄氏 (東京大学) と辻内鏡人氏 (一橋大学) に自由な形で問題提起をして頂きます。また、鈴木茂氏 (東京外国語大学) にコメントをお願いしました。学問分野や研究対象としての地域を超えて、活発な討論が行われることを期待しています。
日時: 2000 年 3 月 7 日 (火) 17:00 - 19:00
会場:アメリカ研究資料センター
東京大学駒場キャンパス (井の頭線駒場東大前下車) 13 号館 1 階 1311 号室
論者および題目
Prof. John Bodnar (History Dept. Indiana University)
"Representing the People in Postwar American Film"
日時: 2000 年 5 月 20 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー 9 階 1095 号室
論者および題目
土屋 和代
「1960 年代後半のロサンゼルスにおける『貧困との戦い』
— 人種と階層の検討を中心に — 」
荻堂 裕司
「W. E. B. デュボイスの人種思想 — 『人種』を語ることとその背景 — 」
日時: 2000 年 7 月 15 日 (土) 13:00 - 16:00
会場: 明治大学駿河台キャンパス 13 号館 第 1 会議室
(旧大学院棟、富士銀行となり)
論者および題目
兼子 歩 (北海道大学・院)
「世紀転換期アメリカ合衆国における女性参政権支持派男性たち
— 男性性の再定義をめぐって —」
平体 由美 (札幌学院大学)
「第一次世界大戦時アメリカ合衆国における戦争広報
— アメリカ化運動との関わりにおいて — 」
コメンテーター: 川島 浩平 (武蔵大学)
日時: 2000 年 11 月 18 日 14:00 - 17:00
会場: 明治大学駿河台キャンパス 12 号館 6 階 2062 教室
論者および題目
大類 久恵 (城南国際大学)
「公的歴史としての M. L. キング — キング祝日制定への過程 —」
コメンテーター: 上杉 忍 (横浜市立大学)
日時: 2001 年 1 月 13 日 13:00 - 16:00
会場: 東京大学駒場キャンパス 10 号館会議室
論者および題目
1) 金井 光太郎
「和田光弘『紫煙と帝国』をめぐって」
2) 肥後本 芳男
「田中きく代『南北戦争期の政治文化と移民』をめぐって」
日時: 2001 年 3 月 10 日 14:00 - 17:00
会場: 東京大学駒場キャンパス 14 号館 2 階会議室
論者および題目
村川 庸子 (敬愛大学)
「境界線上の市民権 — 1944 年の国籍法改正と日系アメリカ人 — 」
コメンテーター: 飯野 正子 (津田塾大学)
日時: 2001 年 7 月 7日 13:00 - 18:00
会場: 東京大学駒場キャンパス 10 号館 3 階会議室
論者および題目
1) 山田 史郎
「<記憶のかたち>としての移民史研究
— イタリア系歴史家 R. J. Vecoli の 40 年 — 」
2) 山本 明代
「アメリカ合衆国におけるハンガリー王国移民の集団形成過程
— 労働の場をめぐって — 」
コメンテーター: 北村 暁夫 (日本女子大)
テーマ: ミニ・シンポジウム
「ジェンダーをめぐる対話
— 荻野美穂『中絶論争とアメリカ社会』 (岩波書店、2001 年) を糸口に」
日時: 2001 年 11 月 10 日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 東京大学駒場キャンパス 10 号館 3 階会議室
パネリスト:
松原 宏之 (横浜国立大学)
高橋 裕子 (津田塾大学)
荻野 美穂 (大阪大学)
テーマ: ミニ・シンポジウム 「戦争の記憶と歴史認識: 第二次世界大戦と日米」
日時: 2001 年 12 月 8日 (土) 14:00 - 17:00
会場: 東京大学駒場キャンパス 10 号館 3 階会議室
論者
報告 1) 油井 大三郎 (東京大学)
報告 2) 波多野 澄雄 (筑波大学)
コメンテーター: 有賀 夏紀 (埼玉大学)
テーマ: 修士論文報告会
日時: 2002 年 3 月 30 日 (土) 14:00 - 17:00
会場:東京大学駒場キャンパス 10 号館 3 階会議室
論者および題目
1) 小谷 幸子 (カリフォルニア大学大学院)
「韓国系高齢者移民の生活史 — 場所の愛着と日本帝国主義」
2) 倉林 直子 (津田塾大学大学院)
「1960年安保闘争における日米相互のイメージ」
3) 鈴木 周太郎 (一橋大学大学院)
「アメリカ建国期における女性教育推進論研究」
テーマ: 越境のなかのナショナリズム
日時: 2002 年 7 月 13 日 (土) 14:00 - 16:30
会場: 東京大学駒場キャンパス 12 号館 1214 教室
論者および題目
1) 吉澤 誠一郎
「梁啓超のアメリカ大陸紀行 — その『人種』観とナショナリズム宣揚 — 」
2) 貴堂 嘉之
「<国民>と<他者>表象の技法 — 19 世紀後半における中国人移民をめぐって — 」
テーマ: 「19 世紀前半の北部農村における都市向け経済活動
— 『市場革命』説の再検討とニュージャージーの事例 — 」
日時: 2002 年 11 月 9 日 (土) 14:10 - 16:30
会場: 明治大学リバティータワー 19 階 119FG 室
論者
報告: 橋川 健竜 (千葉大学)
コメンテーター: 岡田 泰男 (慶應義塾大学)
テーマ: シンポジウム「アジア系アメリカ人研究を考える」
日時: 2002 年 12 月 15 日 (日) 13:30 - 16:30
会場: 明治大学駿河台校舎、研究棟 2 階、第 9 会議室
論者
報告 1) 阪田 安雄 (大阪学院大学)
報告 2) 東 栄一郎 (ペンシルヴァニア大学)
コメンテーター: 南川 文里 (一橋大学・院)
司会: 飯野 正子 (津田塾大学)
テーマ:合評会
日時:2003年4月19日(土)14:00 - 17:00
会場:東京大学駒場キャンパス12号館1階1214教室
論者および題目
1)川島浩平(武蔵大学)
「都市コミュニティと階級・エスニシティ
— ボストン・バックベイ地域の形成と変容、1850 〜 1940」
(お茶の水書房、2002 年)
コメンテーター: 佐々木 豊 (相愛大学)
2)小塩和人(日本女子大学)
「水の環境史 — 南カリフォルニアの二〇世紀」 (玉川大学出版部、2003 年)
コメンテーター:米山 裕 (立命館大学)
テーマ: ミニ・シンポジウム「第二次大戦後アメリカのナショナリズム」
日時: 2003 年 7 月 5 日(土)14:00 - 17:00
会場: 東京大学駒場キャンパス 10 号館会議室 (3 階 301 号室)
論者および題目:
杉山茂(静岡大学)
「戦時の公共 / 独立系メディアと歴史家」
上杉忍(横浜市立大学)
「アメリカの戦争と黒人」
古矢旬(北海道大学)
「ナショナリズムと反ナショナリズム — 戦後アメリカの場合 — 」
司会・コメンテーター:西崎文子(成蹊大学)
テーマ: ミニ・シンポジウム「公民権運動再考」
日時: 2003 年 12 月 20 日(土)14:00 - 17:30
会場: 明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー 19 階第六会議室
論者および題目:
川島正樹(南山大学)
「バーミングハム闘争40周年にちなんで
— 複数の合意文書から地域社会への意義を考察する試み」
藤永康政(山口大学)
「公民権、ニュー・レフト、労働運動の交錯点
— 革命的黒人労働者連盟を中心に」
コメンテーター: 細谷典子(一橋大学・院)、大八木豪(東京大学・院)
司会: 大森一輝
テーマ: 修士論文報告会
日時: 2004 年 4 月 24 日(土)13:00 - 16:30
会場: 東京大学駒場キャンパス 12 号館 1213
論者および題目:
1) 丸山雄生(一橋大学・院)
「P. T. バーナムとアメリカ文化におけるキュリオシティ」
コメンテーター:能登路雅子(東京大学)
2) 安田こずえ(東京外語大学・院)
「『スモーキング・ティーチャー』事件 1923 - 1928
— ニュージャージーにおける新しい市民 —」
コメンテーター:松本悠子(中央大学)
3) 川口悠子(東京大学・院)
「原爆と『平和のシンボル』論
ー戦後初期の広島市における戦災復興問題を中心に」
コメンテーター:林義勝(明治大学)
司会:貴堂嘉之
テーマ: 国際シンポジウム「創られる『アメリカ』 — 国民化の回路を問う —」
日時: 2004 年 6 月 12 日 (土) 14:00 - 18:00
会場: 専修大学神田校舎6号館2階国際会議室
論者および題目:
1) ジョン・ハワード(ロンドン大学キングズ・カレッジ)
"Gendered Interventions:
Americanization and Protestant Evangelism under Japanese American Incarceration"
コメンテーター:島田法子(日本女子大学)
2) メレディス・レイモンド(オバリン大学)
"Global Disease, National Compassion:
Representation of the United States in the HIV/AIDS Pandemic"
コメンテーター:大津留(北川)智恵子(関西大学)
3) ウィリアム・ダリティ、Jr. (ノースキャロライナ大学チャペルヒル校)
"Lateral Mobility, Race, and Americanization"
コメンテーター:松本悠子(中央大学)
司会:中條献(桜美林大学)
日時: 2004 年 7 月 17 日 (土) 13:30 – 16:00 16:00 頃から総会
会場: 明治大学駿河台校舎、研究棟 2 階、第 9 会議室
[例会] 論者および題目
南川文里(東洋大学・非常勤)
「人種エスニック編成と日系アメリカ人 : エスニシティの歴史社会学的考察」
[総会]
運営委員会の活動報告および会計報告
アメリカ史研究会の学会化(日本アメリカ史学会)の提案
次期会計監査と選挙管理委員の提案
編集委員会からの報告
その他
この総会では、アメリカ史研究会を再編し、新たな学会組織を設立する重要な提案がなされました。
日時:1996年8月21日(水)-23日(金)
会場:国立婦人教育会館
(〒355-02 埼玉県比企郡嵐山町大字菅谷 728 番地 )
プログラム
8 月 21 日 (水)
セッション 1 : シンポジウム「ジェンダーと家族」
報告 1) 松久 玲子
「中米における家族構造の変化と女性」
報告 2) 山内 恵
「シャーロット・パーキンズ・ギルマンとその『社会的母性』」
コメンテーター: 児玉 佳与子、藤本 茂生
司会: 野村 達朗
懇親会
8 月 22 日 (木)
セッション 2 : 自由論題
報告 1) 小澤 英二
「1936 年ベルリン・オリンピック大会と合衆国
— 大会ボイコット運動と F. ルーズベルト —」
報告 2) 下野 理恵
「20 世紀初頭アメリカにおける売春の位置づけ — ニューヨーク市を中心に —」
報告 3) 谷 洋之
「ラテンアメリカとケインズ経済学 — プレビッシュの紹介を中心に —」
司会: 金井 光太郎、鈴木 茂、常松 洋
セッション 3 : シンポジウム「戦争は社会に何を与えたか」
報告 1) 白井 洋子 (目白アメリカ研究会)
「戦争と女性 — ヴェトナム戦争とアメリカの女性たち — 」
報告 2) 藤本 博
「アメリカ合衆国におけるヴェトナム戦争認識の変容と他者理解への模索 — 『ソンミ』虐殺とその遺産を中心に —」
コメンテーター: 菅 英輝、西崎 文子
司会: 寺地 功次
映画の夕べ『真珠湾攻撃』 (監督: ジョン・フォード / 上映時間: 82 分)
解説: 生井 英考
8 月 23 日 (金)
セッション 4 : シンポジウム「移民史研究の射程」
報告 1) 粂井 輝子
「民族発展史からエスニックヒストリーへ?」
報告 2) 黒川 勝利
「20 世紀初頭のシアトルにおける労働運動と日本人社会」
コメンテーター: 竹中 興慈
司会: 大塚 秀之
例会報告一覧へ
日時:1997年8月26日(火)-8月28日(木)
会場:厚生年金会館大濠荘
(福岡県福岡市中央区大濠 2-12-25)
プログラム
8 月 26 日 (火)
セッション 1 : シンポジウム「日本・米州関係史における文化接触と社会変容」
報告 1) 土屋由香
「アメリカ合衆国の対日占領政策における女子教育改革 — 政策と文化のはざまで —」
報告 2) 山脇千賀子
「ペルーにおける日系住民の生活技法をめぐる社会史」
コメンテーター: 貴堂嘉之・緒方房子
司会: 清水透
懇親会
8 月 27 日 (水)
自由論題
報告 1) 西村明人
「言説における自由・平等・共和主義」
報告 2) 小原豊志
「アンテベラム期の黒人選挙権」
報告 3) 永田陽一
「アメリカ野球の中の東京ジャイアンツ — 1935 年の北米遠征と日米野球交流」
司会: 金井光太郎、鈴木茂、常松洋
セッション 2 : シンポジウム「20 世紀のアメリカ史像」
報告 1) 草間秀三郎
「ウィルソンの 20 世紀構想 — 国際平和機構運動の展開」
報告 2) 島田真杉
「戦争・統合・豊かさ — 第二次大戦期からみた 20 世紀アメリカ史」
報告 3) 鈴木健人
「世界戦争の時代とアメリカ対ソ戦争目的 — ジョージ・ケナンの構想をめぐって」
コメンテーター: 杉山茂
司会: 新川健三郎
インフォーマル・セッション
8 月 28 日 (木)
セッション 3 : シンポジウム「現代アメリカ労働組合と労働史」
報告 1) 秋元樹
「アメリカ労働組合のゆくえ — 組織とユニオニズム」
報告 2) 木下順
「『トラブルメーカーズ・ハンドブック (職場の仕掛け人たち) 』
から見たアメリカ労働史」
コメンテーター: 竹田有
司会: 野村達朗
日時:1998年9月1日(火)-3日(木)
会場:富士箱根ランド(JR熱海駅よりバス40分)
プログラム
9 月 1 日 (火)
12:00 受付開始
13:00 シンポジウム 1 : (労働民衆史) 「アメリカ史における社会運動と女性」
報告 1) 杉森長子
「二つの世界大戦と女性の平和運動」
報告 2) 上杉佐代子
「冷戦初期における南部の改革運動と女性の活動」
報告 3) 緒方房子
「中絶をめぐる運動とジェンダー」
コメンテーター: 進藤久美子、遠藤泰生
司会: 野村達朗
18:00 懇親会
9 月 2 日 (水)
9:00 自由論題報告
報告 1) 内田綾子(名古屋大学)
「キリスト教伝道とアメリカ先住民:文化的複合の生成」
司会: 佐藤円
報告 2) 北美幸(九州大学・院)
「1920 〜 40 年代の高等教育機関におけるユダヤ人学生『割り当て制』」
司会: 坂本辰朗
報告 3) 天野剛至(同志社大学・院)
「在米ヴェトナム人のカトリック文化」
司会: 飯野正子
報告 4) 佐野方郁(京都大学・院)
「バンドン会議とアイゼンハワー政権」
司会: 菅英輝
13:00 シンポジウム 2 : 「東南アジア — アメリカ合衆国関係、1950 年代 : 米国外交の視点と東南アジア諸国の地域的結合への動き」
報告 1) 伊藤裕子
「1950 年代前半の米比軍事関係とアメリカのアジア戦略」
報告 2) 寺地功次
「1958 年のラオス選挙とアメリカ合衆国」
報告 3) 須藤季夫
「東南アジアの地域的結合の動き、1950 年代」
コメンテーター: 中野聡
司会: 杉山茂
9 月 3 日 (木)
9:00 シンポジウム 3 : 「歴史の記憶とアイデンティティ」
報告 1) 岩崎稔
「歴史叙述における《記憶》と《忘却》の問題群」
報告 2) 能登路雅子
「歴史展示とアイデンティティ」
コメンテーター: 田中きく代、油井大三郎
司会: 山田史郎
12:00 会務報告
12:30 散会
日時: 1999 年 8 月 29 日 (日) - 31 日 (火)
会場: 愛知厚生年金会館
(〒464-8543 名古屋市千種区池下町 2-63)
プログラム
8 月 29 日 (日)
12:30 受付開始
13:30 - 自由論題報告
報告 1) 大橋 秀子 (愛知教育大学大学院修了)
「The Socialist Woman を発行した金子喜一
— 20 世紀初頭のアメリカで社会主義フェミニストとして生きた日本人」
司会: 安武 秀岳 (愛知県立大学)
報告 2) 山田 千恵 (金沢大学大学院)
「17 世紀ロードアイランド植民地の政教分離制度」
司会: 和田 光弘 (名古屋大学)
報告 3) 阿部 博子 (東北大学大学院)
「アメリカ放送メディアにおける『公平原則』問題の考察
— 80 年代における支配イデオロギーの転換を背景として — 」
司会: 岩野 一郎 (南山大学)
報告 4) 藤永 康政 (山口大学)
「シカゴ・フリーダム・ムーヴメント
— 非暴力直接行動の限界と転換期の公民権運動」
司会: 竹中 興慈 (東北大学)
18:00 - 20:00 懇親会
8 月 30 日 (月)
9:00 - シンポジウム 1 「アメリカ・日本におけるアメリカ史研究の現在」
主旨説明: 野村 達朗 (愛知学院大学)
報告 1) 平田 雅己 (日本大学)
「アメリカの冷戦政策とベトナム — Internal Defense をめぐる議論を中心に」 (仮題)
報告 2) 中野 博文 (北九州大学)
「20世紀アメリカ民主政へのアプローチ : 権利・制度・規範をめぐる視座の変革」
報告 3) 林 義勝 (明治大学)
「アメリカ外交史研究の最近の動向」
午前の部 司会: 河内 信幸 (中部大学)、西崎 文子 (成蹊大学)
13:30 - (午後の部)
報告 4) 藤本 茂生 (帝塚山大学)
「初期アメリカ家族史研究の現状とその意義」
報告 5) 山田 史郎 (同志社大学)
「移民 (ヨーロッパ系) 史研究の現状」
報告 6) 大森 一輝 (都留文科大学)
「『黒人史』の境界/『黒人』史の限界
— 総合的な歴史像・アメリカ史への統合を求めて — 」
午後の部 司会: 岩本 裕子 (浦和短期大学)、高木 (北山) 眞理子 (東海女子大学)
16:30 - 総合討論
司会: 進藤 久美子 (東洋英和女学院大学)、横山 良 (神戸大学)
18:00 - 講演
池本 幸三 (龍谷大学)
「歴史としてのアミスタッド号事件」
司会: 野村 達朗 (愛知学院大学)
18:40 - 夕食会
8 月 31 日 (火)
9:00 - シンポジウム 2 「造られる記念碑、創られる記憶」
報告 1) 和田 光弘 (名古屋大学)
「記念碑の創るアメリカ」
報告 2) 若尾 祐司 (名古屋大学)
「近代ドイツの文化研究と郷土運動」
報告 3) 羽賀 祥二 (名古屋大学)
「19 世紀日本の記念碑文化」
司会: 森脇 由美子 (三重大学)
コメンテーター: 金井 光太朗 (東京外国語大学)
11:30 会計報告
日時: 2002 年 9 月 21 日 (土) - 22 日 (日)
会場: 成蹊大学 9 号館 102 教室
(東京都武蔵野市吉祥寺北町 3-3-1)
プログラム
9 月 21 日 (土)
9:30 受付開始
10:00 自由論題報告 1
報告 (1) 広瀬 (酒井) 啓子 (同志社大学・院)
「18 世紀五大湖周辺におけるフロンティアとインディアン」
報告 (2) 田宮 晴彦 (広島大学・院)
「アメリカ建国期における共和主義の再検討 — テンチ・コックスの再評価を中心に」
司会: 金井 光太朗 (東京外国語大学)
11:15 自由論題報告 2
報告 (3) 川上 耕平 (九州大学・院)
「冷戦初期におけるアメリカの民間防衛 — 連邦民間防衛局 (FCDA) の社会動員」
報告 (4) 菅 (七戸) 美弥 (東京大学研究機関研究員)
「娘と父の対話 — シスター・パトリシア・マッカランの "反共主義"」
司会: 藤本 博 (南山大学)
14:00 パネル・ディスカッション : 「今、アメリカ合衆国をいかに語るか — 研究、教育、メディアの間で」
司会: 西崎 文子 (成蹊大学)
報告:紀平 英作 (京都大学)
生井 英考 (共立女子大学)
杉田 敦 (法政大学)
青海 泰司 (有斐閣京都編集室)
17:30 懇親会 (於: 成蹊大学 10 号館 12 階ホール)
9 月 22 日 (日)
10:00 シンポジウム 1 : 「アメリカの<神>とマイノリティ」
報告 (1) 水野 由美子 (一橋大学・院)
「<キリスト教対異教>を超えて — 先住民ダンスに関する論争を事例として」
報告 (2) 大類 久恵 (城西国際大学)
「アフリカ系アメリカ人イスラームの二系譜 — ナショナリズムと普遍主義」 (仮題)
報告 (3) 小原 克博 (同志社大学)
「アメリカ化する<神> — 支配者の<神>と被支配者の<神>の闘いの中で」
司会: 森 孝一 (同志社大学)
コメンテーター: 大久保 教宏 (慶應義塾大学)
14:00 シンポジウム 2 : 「帝国史の新たな可能性」
報告 (1) 阿部 小涼 (琉球大学)
「併合されない領土 — プエルトリコ領有から見た帝国主義のかたち」
報告 (2) 中野 聡 (一橋大学)
「帝国市民としてのフィリピーノ — 第二次世界大戦ベテラン問題から考える」
報告 (3) 佐藤 勘治 (獨協大学)
「アメリカ合衆国における "フロンティアの消滅" とメキシコ北部」
司会: 寺地 功次 (共立女子大学)
コメンテーター: 井野瀬 久美恵 (甲南大学)
17:00 総会
会計報告
研究会住所変更報告
その他
日時:2003 年 9 月 19 日(金)- 21日(日)
会場:南山学園研修センター
(名古屋市昭和区広路町隼人 30, 地下鉄「いりなか」下車徒歩 10 分)
プログラム
9 月 19 日(金)
(1) 15:30 - 受付
(2) 16:00 - 18:00 Opening Program
野村達朗(愛知学院大学)
「アメリカ労働史学の歴史」
司会:堀一郎(愛知県立大学)
(3) 18:30 - 20:00 第 1 回懇親会(立食パーティー)
9 月 20 日(土)
(1) 9:30 - 12:45 自由論題報告
小林修(東北大学大学院生)
「1920 年代クー・クラックス・クランに見る社会改革のビジョン
— オレゴン州ラグランデの事例から」
平岩恵里子(名古屋大学大学院生)
「不法移民の経済分析」
司会:岩野一郎(南山大学)
藤原郁郎(立命館大学大学院生)
「ジョン・フリンと FDR
— 『パールハーバーの最後の秘密』と大統領の戦争責任」
島本マヤ子(大阪外国語大学大学院生)
「ヘンリー・L・スティムソンとヘンリー・A・ウォーレス
— アメリカ合衆国原子力国際管理構想を中心に」
司会: 林義勝(明治大学)
(2)13:30 - 17:30 シンポジウムⅠ:「アメリカ史における『人種』の意義」
西出敬一(徳島大学)
「アメリカ史におけるレイシズムの源流」
真下剛(大阪音楽大学)
「アボリショニズムと『人種』」
貴堂嘉之(一橋大学)
「未完の革命」と<アメリカ人>の境界
— 19 世紀後半の中国人移民問題を中心に
中野耕太郎(大阪市立大学)
「新移民の『白人』化
— 提起された諸問題とホワイトネスの実証的把握」
賀川真理(阪南大学)
「アメリカの高等教育におけるアファーマティヴ・アクション論争
— カリフォルニア州とミシガン州を例として」
コメンテーター:峯陽一(中部大学)「南アフリカとの比較の視点から」
討論司会:古矢旬(北海道大学)
趣旨説明と前半の進行:川島正樹(南山大学)
(3) 18:30 - 20:00 第 2 回懇親会(立食パーティー)
9 月 21 日(日)
(1) 9:00 - 12:30 シンポジウムⅡ:「『アメリカの戦争』再考」
菅英輝(九州大学)
「アメリカの戦争と世界秩序形成」
浅野一弘(札幌大学)
「ブッシュ大統領と湾岸戦争―日米関係の文脈において」
平田雅己(名古屋市立大学)
「世紀転換期のベトナム症候群」
伊藤裕子(亜細亜大学)
「対テロ戦争と米比関係」
討論者:大津留智恵子(関西大学)
司会:松岡完(筑波大学)
(2) 12:30 - 13:00 会務報告・総会
2004 年 9 月 18 日、一橋大学で開催された第 29 回アメリカ史研究者夏期セミナー総会 (「日本アメリカ史学会」設立総会) において、5 年以上にわたって協議を重ねてまいりましたアメリカ史研究の学会組織の設立が正式に承認されました。
この「日本アメリカ史学会」は、 アメリカ史研究者夏期セミナーの伝統と精神を継承し発展させるかたちで、設立されたものです。
アメリカ史研究者夏期セミナー 2004 年大会 (日本アメリカ史学会第 1 回年次大会) を下記の要領にて開催いたしました。
日時:
2004 年 9 月 18 日 (土) 9:00 受付開始 16:15 より 日本アメリカ史学会設立総会
2004 年 9 月 19 日 (日) 10:00 より
会場:
東京都国立市中 2-1 一橋大学東キャンパス
※ 詳細についてはこちらをご覧下さい。
本セミナーで行われた自由論題報告及びシンポジウムの報告要旨を用意しました。是非、ご一読ください。
自由論題報告
報告 1) 「南北戦争期メリーランド州における奴隷制廃止
― 1864 年州憲法制定会議を中心に ― 」
報告 2) 「世紀末のアメリカ
― エマ・ゴールドマンのセクシュアリティ観を巡って ― 」
報告 3) 「人種統合と『共同体の暴力』の間で
― シカゴ公営住宅局長官エリザベス・ウッドの闘い ― 」
報告 4) 「アメリカ対外援助政策の転換
― 1970 年代前半における『人道的』国際開発計画の成立 ― 」
[ 報告要旨 (PDF 形式) ]
シンポジウム 1
「ジェンダー歴史学の新地平」 [ 報告要旨 (PDF 形式) ]
シンポジウム 2
「ナショナリズム・アメリカニズム・公共性」 [ 報告要旨 (PDF 形式) ]
シンポジウム 3
「アメリカの占領と反米・親米の諸相」 [ 報告要旨 (PDF 形式) ]
日本アメリカ史学会第1期(2004年〜2005年)の学会組織および役員は以下のとおりです。
運営委員会
代表 宮井勢都子
副代表 貴堂嘉之、山田史郎
会計 伊藤裕子
委員 大森一輝、大八木豪、澤田剛、武井寛、橋川健竜、細谷典子、松原宏之
編集委員会
代表 金井光太朗
副代表 樋口映美
委員 大辻千恵子、中條献、中野聡、松本悠子
幹事会
北海道・東北地域 竹中興治 古矢旬
関東地区 金井光太朗 貴堂嘉之 樋口映美 宮井勢都子
中部地域 川島正樹 藤本博
関西地域 小野沢透 田中きく代
中国・四国・九州地域 北美幸 藤永康政
会計監査
小野直子 谷中寿子
選挙管理委員
大類久恵 黒崎真 庄司啓一