◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
千葉大学21世紀COEプログラム
国際シンポジウム
「アメリカのニュー・エコノミー:可能性と問題点」
Chiba University 21st Century COE Program
International Symposium
“The New Economy of the United States:
Possibilities and Anxieties”
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【開催日】
2007年12月15日(土)−16日(日)
【会 場】
千葉大学大学院人文社会科学系総合研究棟2階
マルチメディア会議室
JR西千葉駅北口、京成線みどり台駅より徒歩約10分
http://www.chiba-u.ac.jp/general/about/map/nishichiba.html
※上記URL上の地図の21番の建物になります。
【参加申込】
このシンポジウムの参加は、登録制とさせていただきます。
●参加費・懇親会費:無料
15日懇親会会場:千葉大学けやき会館コルザ
予定時間:18:30〜20:30
16日懇親会会場:グラジュエイト・ラウンジ
(シンポジウム会場と同じ階にあります)
予定時間:18:30〜20:30
参加をご希望の方は下記のURLからお手続きください。
プログラムは変更の可能性がありますのでご了承ください。
http://www.shd.chiba-u.ac.jp/~coe21/symposium/new_economy/
【会議言語】
英語(逐次通訳あり)
【問い合わせ】
千葉大学大学院人文社会科学研究科公共研究センター
〒263−8522
千葉県千葉市稲毛区弥生町1−33
総合校舎E-405
E-mail:recpa@restaff.chiba-u.jp
FAX:043-290-2337
URL:http://www.shd.chiba-u.ac.jp/~coe21/
【趣旨】
一過性のバブルと考えられがちなニュー・エコノミーについて、それがアメリカ経済のシステムの根幹をこれから形成していくであろう制度的要因として捉えなおし、その歴史的特質を抉り出し、経済的原理を解明することを目的とする。アメリカの研究者とインドおよび日本の研究者の交流を通じて、ニュー・エコノミーが日本その他の諸国にも適用可能かどうかを検討する。具体的には、IT産業の各国比較、歴史的位置付けのほか、とくに、われわれの生活や労働あるいは環境がそのもとでどう変わろうとしているかについて議論し、アメリカの労働市場の変貌と人種的構成や移入民の問題をハンティントン仮説との関連で捉えかえし、さらには、こうした経済システムの変貌が都市生活や環境問題にどういうインパクトを与えるかを論じたい。
【主催】
21世紀COEプログラム「持続可能な福祉社会にむけた公共研究拠点」/千葉大学大学院人文社会科学研究科/ニュー・エコノミーにかんする科研費グループ(「ニュー・エコノミー」型経済システムの研究:現代アメリカを焦点に)
【プログラム】
12月15日(土)
開場時間:9:00〜
学長挨拶:古在豊樹(千葉大学)
基調報告:秋元英一(千葉大学)
——9:20〜10:00
セッション1:アメリカ経済史におけるニュー・エコノミー
の位置
——10:00−13:50
歴史的観点から見たアメリカのニュー・エコノミー
America's New Economy in Historical Perspective
ヒュー・ロコフ(ラトガース大学)
Hugh Rockoff, Rutgers University
アメリカのニュー・エコノミーの歴史的起源
Historical Origins of the New American Economy
ガヴィン・ライト(スタンフォード大学)
Gavin Wright, Stanford University
12:00−13:10 <昼食>
13:10−13:50 <討論>
セッション2:ニュー・エコノミーにおけるIT産業の役割
——14:00−18:00
IT経済における生産関数
A Production Function for the IT Economy
熊坂侑三(ITエコノミー・アドバイザーズ)
Yuzo Kumasaka, IT Economy Advisors, Inc. New York
日本の経済成長と情報ネットワーク産業
Japan's Economic Growth and Information Network Industries
篠崎彰彦(九州大学)
Akihiko Shinozaki, Kyushu University
インドのIT産業:過去のパフォーマンスとこれからの挑戦
IT Industry in India: Past Performance and Challenges Ahead
K・J・ジョセフ(開発経済研究センター、インド)
K. J. Joseph, Centre for Development Studies, Thiruvananthapuram
17:00−18:00 <討論>
18:30−20:30 <懇親会>(千葉大学けやき会館)
12月16日(日)
開場時間:9:00
基調報告 篠原総一(同志社大学)
——9:30−10:00
セッション3:ニュー・エコノミー下の労働と移民
——10:00−13:40
アメリカの移民政策と労働力のエスニック構成の進化
U.S. Immigration Policy and the Evolving Ethnic
Composition of the Labor Force
ジョス・Z・ガルシア(ニューメキシコ州立大学)
Jose Z. Garcia, New Mexico State University
ニュー・エコノミーにおけるジェンダーと労働
Gender and Work in the New Economy
佐藤千登勢(筑波大学)
Chitose Sato, University of Tsukuba
11:50−13:00 <昼食>
13:00−13:40 <討論>
セッション4:ニュー・エコノミー下の都市政策と環境政策
——14:00−17:30
新しい成長理論と都市政策
The New Growth Theory and Urban Policy
バリー・ブルーストン(ノースイースタン大学)
Barry Bluestone, Northeastern University
ブッシュ以降のアメリカ環境運動:有効な選択肢を求めて
The U.S. Environmental Movement after Bush:
The Struggle to be Relevant
クリストファー・J・ボッソ(ノースイースタン大学)
Christopher J. Bosso, Northeastern University
日本におけるニュー・エコノミーと所得格差の拡大:増加する女性労働の影響を中心に
New Economy and Rising Income Inequality in Japan:
With Special Reference to the Effect of Increased
Female Labor
大石亜希子(千葉大学)
Akiko Oishi, Chiba University
17:00−17:30 <討論>
17:30−18:10 <総括セッション>
閉会挨拶:三宅明正(千葉大学)
——18:10〜
18:30−20:30 <懇親会>
(シンポジウム会場同階グラジュエイト・ラウンジ)