日本アメリカ史学会第14回例会のお知らせ
大学祭をむかえるキャンパスが多い頃でしょうか。いかがお過ごしでしょう。
さて、今年度最初の例会には、2007年に『革命期メキシコ・文化概念の生成——ガミオ-ボアズ往復書簡の研究』(新評論)を上梓された大村香苗さんにお越し頂きます。
メキシコ国民国家の生成期に、メキシコと合衆国の人類学者の交流がいかなる化学反応を起こしたのか。こうした論点ひとつをとっても、広く南北アメリカ史への取り組みを標榜する当学会には興味が尽きないかと思います。
当日は、大村さんにご報告をお願いし、メキシコ史の観点から佐藤勘司会員、アメリカ文化研究の観点から丸山雄生会員にコメント頂きます。例会後は、恒例の忘年会もございます。どうぞふるってご参加下さい。
例会:
「メキシコ国民のトランスナショナルな創造:人類学者ガミオ-ボアズ往復書簡から」(仮)
日時:2008年12月20日(土)2時から
会場:専修大学神田校舎1号館13階 13A会議室
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/campus_info/kanda_campus/index.html
報告者:
大村香苗(カリフォルニア大学ロサンジェルス校・ラテンアメリカ研究センター客員研究員)
コメンテーター:
佐藤勘治(獨協大学)
丸山雄生(一橋大学・院)
司会:伏見岳志(慶應義塾大学)