日本アメリカ史学会 第16回例会のご案内
「アメリカの民間団体と国際政治」
日本アメリカ史学会では、「アメリカの民間団体と国際政治」をテーマとして、アメリカ合衆国が主導権を握った戦後世界、とりわけ太平洋世界を、政府間の問題としてより、むしろ政府間関係と民間レベルの相互関係が切り離しがたく絡み合う側面に注目して考えてみたいと思います。その分野で研究を重ねていらっしゃる4人の方々を一堂にお迎えできる、またとない機会ですので、お誘い合わせのうえ、多数の方々のご参加をいただきたく、ご案内申し上げます。
期日 2009年7月25日(土)午後2時〜5時半
会場 専修大学神田キャンパス 1号館206教室(2階)
*最寄り駅は、地下鉄九段下駅、神保町駅、JR水道橋駅です。
神田校舎への地図
神田校舎の中の建物案内
報告
佐々木豊(相愛大学)「太平洋問題調査会と民際外交—現代的な第二トラック外交との比較の観点から—」
土田哲夫(中央大学)「日中戦争の中国外交と民間団体」
土屋由香(愛媛大学)「アメリカ合衆国の対外情報教育政策の文脈における占領期日本の女子教育改革」
コメント 松田武(大阪大学)
司会 高光佳絵(千葉大学)
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なお、報告者・コメンテーター・司会各氏の研究は次のような近著でもご覧いただけます。
佐々木豊 U. S-Japan Nonprofit Exchanges as Cultural Interaction: The Emerging Role of Nonprofit Organizations as Agents of Cultural Transformation and Transmission (2001)
土田哲夫(共編) 『戦間期の東アジア国際政治』(2007年)
土屋由香(共編) 『文化冷戦の時代−アメリカとアジア』(2009年)
松田武 『戦後日本におけるアメリカのソフト・パワー−半永久的依存の起源—』(2008年)
高光佳絵 『アメリカと戦間期の東アジア』(2008年)
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