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共催シンポジウムのお知らせ

近代市民規範の形成――結婚・市民権・人種を問い直す
Making Modern Citizens (II): Interrogating Marriage, Citizenship, and Race

日時:2012年6月9日(土)午後1時~6時 専修大学神田キャンパス7号館731教室
(同時通訳付、無料、http://www.mmc.gotohp.com/index.htmlにて要参加申込み)

主催:日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)「近代市民規範のポリティクス」
共催:University of North Carolina (Chapel Hill) History Department
ジェンダー史学会、イギリス帝国史研究会、関西アメリカ史研究会、日本アメリカ史学会

趣旨:国境の枠に阻まれることなく広範に浸透してくる近代の社会秩序規範を、アメリカ合衆国・イギリス・ドイツ・日本の4カ国を例として検証するという大枠の課題に配慮しつつ、今回のシンポジウムでは、「結婚・市民権・人種を問い直す」ことを試みる。近年のグローバリゼーション研究や社会格差論のなかで論じられる構造的な貧困は、もはや一国の域を超えた問題である。そうした今日的問題の淵源を歴史学が検証するためにも、本シンポジウムでは「近代市民」がいかにつくられてきたかというテーマについて3つの角度から議論することを目的とする。

プログラム
司会:樋口映美
開会のあいさつ/趣旨説明:日暮美奈子

報告:
ヘザー・A・ウィリアムズ  Heather A. Williams
「夫婦とみなします――南北戦争後、元奴隷の結婚を合法化する」
“They Shall Be Deemed Husband and Wife: Legalizing Marriage Among Former Slaves After the American Civil War”
コメント:兼子歩、松本悠子

スーザン・D・ペニーバッカー  Susan D. Pennybacker
「本国と帝国における市民権と臣民権――イギリス民主主義と帝国の秩序(1867-1948)」
“Citizenship and Subject Rights in Metropole and Empire: British Democracy and the Imperial Order, 1867-1948”
コメント:前川一郎、永島剛

マリンダ・メイナー・ローリー  Malinda Manor Lowery
「排除による包摂――アメリカ合衆国におけるアメリカインディアンの市民権」
“Inclusion via Exclusion: American Indian Citizenship in the United States”
コメント:佐藤円、加藤千香子

閉会のあいさつ:岩井淳

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2012年04月17日 15:10に投稿されたエントリーのページです。

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