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名古屋アメリカ研究会例会のお知らせ

会員の方から、以下のご案内がありました。

一部の各大学でワクチン接種がすすめられる一方で、東京では4度目の「緊急事態宣言」が発出されるなど、いまだ最終的な感染収束は不透明な状況です。そのため、例会をオンラインで開催しますが、そのメリットは、地球上のどこからでも(仄聞したところでは宇宙ステーションからでも)例会に参加することができることです。こうしたメリットを活かして、さまざまな地域から多くの方々に参加していただく研究会を開催したいと考えています。

次回の例会として、昨年末に惜しまれつつもご逝去なさった野村達朗さんを追悼することを企画いたしました。いまさらながらご説明は不要だと思いますが、野村達朗さんは、日本におけるアメリカ史研究者として、労働民衆史の分野を長年牽引し続けてきました。そのように、ご自身の実証研究をすすめるとともに、名古屋アメリカ研究会の創設の中心となって、東海地域におけるアメリカ研究の発展を担ってきました。

このような野村達朗さんの生前の精力的な活動を振り返るために、長らく野村さんと併走してきた方として、安武秀岳さんに、野村さんの教えを受けた方として、久田由佳子さんに、野村さんが切り拓いた労働民衆史を継承している方として、南修平さんに、それぞれご報告をお願いしました。

お三方のご報告を受けて、研究会として、学問的に討論したいと考えています。

また、生前の野村さんのお人柄を考えると、野村さんについてお話になりたい方が大勢いらっしゃるのではないかと拝察します。そこで、第二部として、そうした方々に思いのたけをお話しいただく機会を設けることにしました。

研究会は、南山大学アメリカ研究センターのご協力で、Zoomによって開催します。オンライン開催であることのメリットを活かして、遠隔地からの多数のご参加も期待しております。これまでの例会と同様に、非会員の方のご参加も歓迎いたします。ただし、名古屋アメリカ研究会の会員の方の紹介がない場合、参加理由をお書きいただきます。ご了承ください。

ご参加くださる方は、研究会前日の7月31日午後6時までに、以下のフォームから参加をお申し込みください。

https://forms.gle/cYpkbHu6o1YW3SD19


         記

2021年8月1日(日)午後2時からZoomによるオンライン開催

野村達朗さん追悼企画

第一部 歴史家 野村達朗 ~同僚、教育者、研究者~

報告者

安武秀岳(愛知県立大学名誉教授)
久田由佳子(愛知県立大学)
南修平(専修大学)

第二部 野村達朗さんを偲んで

午後5時終了予定

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2021年07月16日 18:20に投稿されたエントリーのページです。

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