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2024年09月 アーカイブ

2024年09月10日

修正版プログラムの配信と非会員の年次大会参加について

日本アメリカ史学会会員のみなさま

年次大会のプログラムにおいて加筆・修正を施しましたので、新たに配信いたします。
プログラムでは、非会員の参加の仕方を新たに加筆し、会場までのアクセス、昼食についての箇所で記述をより詳細な形に改めました。【こちら】からダウンロードできます。

年次大会に非会員の方が参加される場合、受付にて以下の手続きを行っていただくことをお願いしております。
1.非会員用の名簿に名前と所属をご記入いただく
2.資料代として500円をお支払いただく
3.当日(14日)懇親会に参加を希望される場合、6500円をお支払いいただく(参加されない方は手続きの必要はありません)
上記の手続きを行っていただく際、できるだけお釣りが発生しないよう、ご協力いただけますと幸いです。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

2024年09月17日

日本アメリカ史学会 第21期

日本アメリカ史学会会員のみなさま

アメリカ史学会第21期(2024年9月〜2025年9月)の学会組織および役員は以下のとおりです。

運営委員会
代表  野口久美子
副代表 南修平、久田由佳子
会計 髙橋和雅
委員 北美幸、今野裕子、佐原彩子、土井智義、戸田山祐、豊田真穂、藤田怜史

編集委員会
代表  菅(七戸)美弥
副代表 宮田伊知郎
委員  荒木和華子、佐藤清子、中島醸、溝口聡、森丈夫、李里花

幹事会
〈北海道・東北〉     小阪裕城、竹林修一
〈関東〉         野口久美子、南修平
〈中部〉         久田由佳子、加藤公一
〈関西〉         岩﨑佳孝、布施将夫
〈中国・四国・九州〉    朝立康太郎、寺田由美
〈運営委員会正副代表〉  野口久美子、南修平
〈編集委員会正副代表〉  菅(七戸)美弥、宮田伊知郎


日本アメリカ史学会運営委員会

第21回年次大会総会における配布資料の訂正について

日本アメリカ史学会会員のみなさま

9月14日(土)に行われた総会で配布した議事資料に誤りがありました。
深くお詫び申し上げるとともに、以下の部分について訂正をいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

1.1.3 運営委員会会合 に関する箇所
(誤)※第2回を除きすべてオンラインで実施し、そのほか随時メール審議を行った。
(正)※第3回を除きすべてオンラインで実施し、そのほか随時メール審議を行った。

2.3.3 第22回年次大会について に関する箇所
(誤)日程:2024年9月13日(土)・14日(日)
   ※すでに会場は予備も含めて確保済み、来年1月には確定の予定
(正)日程:2025年9月13日(土)・14日(日)
   ※すでに会場は予備も含めて確保済み、来年2月には確定の予定

(運営委員会より追記:会場は愛知県立大学を予定しています。)

3.3.4 例会開催予定 に関する箇所
(誤)第61回例会 2024年12月15日(土)14:00〜17:00 対面で開催予定
    「有賀夏紀さん追悼企画」
   第62回例会 2024年4月「修士論文報告会」詳細未定
   第63回例会 2024年7月 詳細未定

(正)第61回例会 2024年12月15日()14:00〜17:00 対面で開催予定
    「有賀夏紀さん追悼企画」
   第62回例会 2025年4月「修士論文報告会」詳細未定
   第63回例会 2025年7月 詳細未定

以上となります。

日本アメリカ史学会運営委員会

【日本アメリカ史学会編集委員会】第48号自由投稿原稿募集のお知らせ

日本アメリカ史学会会員のみなさま

『アメリカ史研究』第48号(2025年夏発行予定)では、下記のように自由投稿原稿を募集しています。執筆要項を確認のうえ、ふるってご投稿下さい。

1.投稿資格
日本アメリカ史学会の会員

2.制限枚数
論文:1ページ43字×38行で19ページまで
研究ノート:1ページ43字×38行で12ページまで
研究動向:1ページ43字×38行で9ページまで
※いずれも注・図表を含む(厳守)。また英数字は2文字で、かな1文字と数える。

3.期限
完成原稿の提出 2024年11月15日(金)必着

4.注意事項
①投稿の際には、原稿に表紙をつけ、そこに投稿者の氏名、所属、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)と、ジャンル(「論文」「研究ノート」「研究動向」のいずれか)を明記してください(論文本文にはタイトルのみを記し、氏名等は記載しないこと)。
②原稿は横書きとし、フォーマット等に関しては、日本アメリカ史学会ホームページに掲載の執筆要項に従ってください。使用言語は日本語です。注記等、正しい体裁で提出されない場合は、査読対象とはなりません。
③投稿に際しては、当該分野の研究史を踏まえ、推敲を経た「完成原稿」を提出してください。字数、表記、構成などの点を含め、投稿論文としての要件を満たしていなければ、受理しないこともあります。
④原稿の提出は、メール添付によりMSワードあるいはPDF形式のファイルの形で編集委員会宛に送ると同時に、印刷したものを1部、郵送その他の方法で学会事務局に届けてください。
編集委員会メールアドレス:editors(a)jaah.jp (a)を@に置き換えください。
学会事務局住所:日本アメリカ史学会事務局
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル
株式会社毎日学術フォーラム内
※電子ファイルだけでなく、ハードコピーも、締め切り当日までに必ず学会事務局に届くようにしてください。
※原稿を受け付けた後、編集委員会から確認のメールをお送りします。
⑤投稿原稿は、編集委員会と外部レフリーが審査し、その結果を投稿者に通知します。

『アメリカ史研究』編集委員会

2024年09月27日

【日本アメリカ史学会編集委員会】第48号特集投稿論文募集のお知らせ

日本アメリカ史学会会員のみなさま

『アメリカ史研究』 第48号では、「海と海をめぐる移動からみたアメリカ史」との特集テーマで論考を募集します。下記の趣旨説明と投稿要領を参照の上、ふるってご応募ください。

■趣旨説明
海をめぐる、また海と移動にかかわる研究は、陸に偏重してきた歴史を越えて、より広範な視野で歴史を捉えるための重要なアプローチとして位置づけられるようになってきた。なかでも海を越える移動の主体は実に様々であり、移民、囚人、奉公人、奴隷、海賊、軍人、漂流民、難民、密航者等枚挙にいとまがない。また移動の手段である船は、当該の時代における社会秩序を反映させた小宇宙であった。20世紀前半のブラジルへの移民船の場合、狭い船内空間が人々を国民国家の一員にする装置となることもあった。比較的短期間の航路であってもそれは同様で、広島県人、山口県人、沖縄県人が、船内での遭遇と様々な「教育」プログラムへの参加を経て、移民は「日本人」を意識せざるを得ない空間に位置付けられたのである。また海をめぐる移動と船にかんする研究対象には、病原菌も含まれる。最近では、新型コロナウイルス感染症の拡大がクルーズ船内で見られた事例が記憶に新しい。その船籍はイギリスの海外領土であり、客と船員はグローバルな周遊を開始後、寄港地での隔離(移動の禁止)を強いられた。その際の混乱と困難、そして一部の乗客者の出身国のチャーター機での移動措置等は、まさにナショナル、グローバル、ローカルの主体がせめぎあう様相をみせた。歴史と現在を往来しつつ本号では、「海と海をめぐる移動」をローカル、グローバル、ナショナルを排他的にとらえずに総合的な探求を目指すこととしたい。
海と移動にかかわる研究の具体例を挙げてみよう。アトランティックヒストリーに触発されて、環太平洋のモノや人の移動をめぐるアメリカ史の研究が進んでいる。それでもなお、19世紀中の太平洋をめぐる移動にかかわる研究対象として、日本と北米双方に存在した、19世紀に海を渡った/渡らざるを得なかった漂流民に対しては考察/再考察の余地が多分にある。イギリス人の父親と先住民の母親を持った「混血」のラナルド・マクドナルドは太平洋を渡った人物の一人であった。マクドナルドは日本人漂流者の北米到着を耳にし、1848年自ら船を離れ一人北海道に上陸し、のちに森山栄之助ら通詞達の「ネイティブスピーカー」の教師となった。捕鯨船をはじめとして、船上には陸上と比較すると相対的な平等があったといわれるが、19世紀半ば、そうした海と陸との間の人種関係の異同について、日本人漂流者の中にも鋭いまなざしを向けるものもいた。20世紀に移動せざるを得なかった人々には、日本から亡命しハワイやアメリカで祖国独立運動を展開したコリア系の運動家や、ベトナム戦争によって1970年後半以降増加した海路で避難した「ボートピープル」と呼ばれるベトナム難民がいた。これらの海を渡った/渡らざるを得なかった人々に関する、直接的また間接的な史資料を通じた海と移動にかかわる検証は、環太平洋をはじめとする海をめぐるより豊かで複雑なアメリカ史叙述へと広がっていくであろう。
海はまた、災害と深くかかわってきた。それゆえに海は畏敬と恐怖の対象でもあり、海をめぐる語り、海をめぐるメタファーは多くの絵画、文学作品、映像作品のモチーフとなっていることには言を俟たない。本特集のテーマ「海と海をめぐる移動」では、海と人やモノそして動植物等の移動の歴史のみならず、環境、映像、文化、表象の側面からの新たな海をめぐる/海と接続する歴史像を期待するものである。
本特集は、海洋史とグローバルヒストリーの交点に立つ諸論考を通じてアメリカ史における海と海めぐる移動の諸相を炙り出し、従来の陸上中心の歴史観をいっそう補完することを目指し、アメリカ史を再考する機会としたい。


■特集投稿論文の要領
1)投稿資格
日本アメリカ史学会の会員
2)制限枚数
本文・脚注ともに1ページ 43字×38行で 17ページまで 注・図表を含む(厳守)
(英数字は2文字で、かな1文字と数える。)
3)期限
完成原稿の提出 2025年2月7日(金)必着
4)注意事項
① 完成原稿は、メール添付によりMSワードあるいはPDF形式のファイルの形で、下記編集委員会Eメールアドレスに送付し、同時にハードコピーを学会事務局に郵送してください(期限厳守)。なお、編集委員会からの受領通知を必ずご確認ください。
編集委員会Eメールアドレス:editors(a)jaah.jp (a)を@に置き換えください。
事務局住所: 日本アメリカ史学会事務局
〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル 株式会社毎日学術フォーラム内

② 原稿には表紙をつけ、そこに投稿者の氏名、所属、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)を明記してください。査読の公平性を保つため、論文本文にはタイトルのみを記し、氏名等は記載しないでください。

③ 原稿は横書きとします。原稿のフォーマット等に関しては、日本アメリカ史学会ホームページに掲載の執筆要項にしたがってください。

④ 完成原稿は編集委員会が審査し、その結果をすみやかに投稿者に通知します。

『アメリカ史研究』編集委員会

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