メイン

II. アメリカ研究者夏期セミナー アーカイブ

2004年09月15日

第 28 回アメリカ史研究者夏期セミナー

日時:2003 年 9 月 19 日(金)- 21日(日)

会場:南山学園研修センター
        (名古屋市昭和区広路町隼人 30, 地下鉄「いりなか」下車徒歩 10 分)

プログラム
9 月 19 日(金)
(1) 15:30 - 受付
(2) 16:00 - 18:00 Opening Program
野村達朗(愛知学院大学)
 「アメリカ労働史学の歴史」
 司会:堀一郎(愛知県立大学)
(3) 18:30 - 20:00 第 1 回懇親会(立食パーティー)

9 月 20 日(土)
(1) 9:30 - 12:45 自由論題報告
小林修(東北大学大学院生)
 「1920 年代クー・クラックス・クランに見る社会改革のビジョン
   — オレゴン州ラグランデの事例から」
平岩恵里子(名古屋大学大学院生)
 「不法移民の経済分析」
司会:岩野一郎(南山大学)

藤原郁郎(立命館大学大学院生)
 「ジョン・フリンと FDR
   — 『パールハーバーの最後の秘密』と大統領の戦争責任」
島本マヤ子(大阪外国語大学大学院生)
 「ヘンリー・L・スティムソンとヘンリー・A・ウォーレス
   — アメリカ合衆国原子力国際管理構想を中心に」
司会: 林義勝(明治大学)

(2)13:30 - 17:30 シンポジウムⅠ:「アメリカ史における『人種』の意義」
西出敬一(徳島大学)
 「アメリカ史におけるレイシズムの源流」
真下剛(大阪音楽大学)
 「アボリショニズムと『人種』」
貴堂嘉之(一橋大学)
 「未完の革命」と<アメリカ人>の境界
   — 19 世紀後半の中国人移民問題を中心に
中野耕太郎(大阪市立大学)
 「新移民の『白人』化
   — 提起された諸問題とホワイトネスの実証的把握」
賀川真理(阪南大学)
 「アメリカの高等教育におけるアファーマティヴ・アクション論争
   — カリフォルニア州とミシガン州を例として」
コメンテーター:峯陽一(中部大学)「南アフリカとの比較の視点から」
討論司会:古矢旬(北海道大学)
趣旨説明と前半の進行:川島正樹(南山大学)

(3) 18:30 - 20:00 第 2 回懇親会(立食パーティー)

9 月 21 日(日)
(1) 9:00 - 12:30 シンポジウムⅡ:「『アメリカの戦争』再考」
菅英輝(九州大学)
 「アメリカの戦争と世界秩序形成」
浅野一弘(札幌大学)
 「ブッシュ大統領と湾岸戦争―日米関係の文脈において」
平田雅己(名古屋市立大学)
 「世紀転換期のベトナム症候群」
伊藤裕子(亜細亜大学)
 「対テロ戦争と米比関係」
討論者:大津留智恵子(関西大学)
司会:松岡完(筑波大学)

(2) 12:30 - 13:00 会務報告・総会

第 27 回アメリカ史研究者夏期セミナー

日時: 2002 年 9 月 21 日 (土) - 22 日 (日)
会場: 成蹊大学 9 号館 102 教室
        (東京都武蔵野市吉祥寺北町 3-3-1)
プログラム
9 月 21 日 (土)
9:30 受付開始
10:00 自由論題報告 1
報告 (1) 広瀬 (酒井) 啓子 (同志社大学・院)
 「18 世紀五大湖周辺におけるフロンティアとインディアン」
報告 (2) 田宮 晴彦 (広島大学・院)
 「アメリカ建国期における共和主義の再検討 — テンチ・コックスの再評価を中心に」
司会: 金井 光太朗 (東京外国語大学)

11:15 自由論題報告 2
報告 (3) 川上 耕平 (九州大学・院)
 「冷戦初期におけるアメリカの民間防衛 — 連邦民間防衛局 (FCDA) の社会動員」
報告 (4) 菅 (七戸) 美弥 (東京大学研究機関研究員)
 「娘と父の対話 — シスター・パトリシア・マッカランの "反共主義"」
司会: 藤本 博 (南山大学)

14:00 パネル・ディスカッション : 「今、アメリカ合衆国をいかに語るか — 研究、教育、メディアの間で」
司会: 西崎 文子 (成蹊大学)
報告:紀平 英作 (京都大学)
   生井 英考 (共立女子大学)
  杉田 敦 (法政大学)
   青海 泰司 (有斐閣京都編集室)

17:30 懇親会 (於: 成蹊大学 10 号館 12 階ホール)

9 月 22 日 (日)
10:00 シンポジウム 1 : 「アメリカの<神>とマイノリティ」

報告 (1) 水野 由美子 (一橋大学・院)
 「<キリスト教対異教>を超えて — 先住民ダンスに関する論争を事例として」
報告 (2) 大類 久恵 (城西国際大学)
 「アフリカ系アメリカ人イスラームの二系譜 — ナショナリズムと普遍主義」 (仮題)
報告 (3) 小原 克博 (同志社大学)
 「アメリカ化する<神> — 支配者の<神>と被支配者の<神>の闘いの中で」
司会: 森 孝一 (同志社大学)
コメンテーター: 大久保 教宏 (慶應義塾大学)

14:00 シンポジウム 2 : 「帝国史の新たな可能性」
報告 (1) 阿部 小涼 (琉球大学)
 「併合されない領土 — プエルトリコ領有から見た帝国主義のかたち」
報告 (2) 中野 聡 (一橋大学)
 「帝国市民としてのフィリピーノ — 第二次世界大戦ベテラン問題から考える」
報告 (3) 佐藤 勘治 (獨協大学)
 「アメリカ合衆国における "フロンティアの消滅" とメキシコ北部」
司会: 寺地 功次 (共立女子大学)
コメンテーター: 井野瀬 久美恵 (甲南大学)

17:00 総会
会計報告
研究会住所変更報告
その他

第 24 回アメリカ史研究者夏期セミナー

日時: 1999 年 8 月 29 日 (日) - 31 日 (火)
会場: 愛知厚生年金会館
        (〒464-8543 名古屋市千種区池下町 2-63)
プログラム
8 月 29 日 (日)

12:30 受付開始
13:30 - 自由論題報告
報告 1) 大橋 秀子 (愛知教育大学大学院修了)
 「The Socialist Woman を発行した金子喜一
   — 20 世紀初頭のアメリカで社会主義フェミニストとして生きた日本人」
 司会: 安武 秀岳 (愛知県立大学)
報告 2) 山田 千恵 (金沢大学大学院)
 「17 世紀ロードアイランド植民地の政教分離制度」
 司会: 和田 光弘 (名古屋大学)
報告 3) 阿部 博子 (東北大学大学院)
 「アメリカ放送メディアにおける『公平原則』問題の考察
   — 80 年代における支配イデオロギーの転換を背景として — 」
 司会: 岩野 一郎 (南山大学)
報告 4) 藤永 康政 (山口大学)
 「シカゴ・フリーダム・ムーヴメント
   — 非暴力直接行動の限界と転換期の公民権運動」
 司会: 竹中 興慈 (東北大学)
18:00 - 20:00 懇親会

8 月 30 日 (月)
9:00 - シンポジウム 1 「アメリカ・日本におけるアメリカ史研究の現在」

主旨説明: 野村 達朗 (愛知学院大学)
報告 1) 平田 雅己 (日本大学)
 「アメリカの冷戦政策とベトナム — Internal Defense をめぐる議論を中心に」 (仮題)
報告 2) 中野 博文 (北九州大学)
 「20世紀アメリカ民主政へのアプローチ : 権利・制度・規範をめぐる視座の変革」
報告 3) 林 義勝 (明治大学)
 「アメリカ外交史研究の最近の動向」
午前の部 司会: 河内 信幸 (中部大学)、西崎 文子 (成蹊大学)

13:30 - (午後の部)
報告 4) 藤本 茂生 (帝塚山大学)
 「初期アメリカ家族史研究の現状とその意義」
報告 5) 山田 史郎 (同志社大学)
 「移民 (ヨーロッパ系) 史研究の現状」
報告 6) 大森 一輝 (都留文科大学)
 「『黒人史』の境界/『黒人』史の限界
   — 総合的な歴史像・アメリカ史への統合を求めて — 」
午後の部 司会: 岩本 裕子 (浦和短期大学)、高木 (北山) 眞理子 (東海女子大学)

16:30 - 総合討論
司会: 進藤 久美子 (東洋英和女学院大学)、横山 良 (神戸大学)

18:00 - 講演
池本 幸三 (龍谷大学)
 「歴史としてのアミスタッド号事件」
司会: 野村 達朗 (愛知学院大学)

18:40 - 夕食会

8 月 31 日 (火)
9:00 - シンポジウム 2 「造られる記念碑、創られる記憶」

報告 1) 和田 光弘 (名古屋大学)
 「記念碑の創るアメリカ」
報告 2) 若尾 祐司 (名古屋大学)
 「近代ドイツの文化研究と郷土運動」
報告 3) 羽賀 祥二 (名古屋大学)
 「19 世紀日本の記念碑文化」
司会: 森脇 由美子 (三重大学)
コメンテーター: 金井 光太朗 (東京外国語大学)

11:30 会計報告

第 23 回アメリカ史研究者夏期セミナー

日時:1998年9月1日(火)-3日(木)
会場:富士箱根ランド(JR熱海駅よりバス40分)

プログラム
9 月 1 日 (火)

12:00 受付開始
13:00 シンポジウム 1 : (労働民衆史) 「アメリカ史における社会運動と女性」
報告 1) 杉森長子
 「二つの世界大戦と女性の平和運動」
報告 2) 上杉佐代子
 「冷戦初期における南部の改革運動と女性の活動」
報告 3) 緒方房子
 「中絶をめぐる運動とジェンダー」
コメンテーター: 進藤久美子、遠藤泰生
司会: 野村達朗
18:00 懇親会

9 月 2 日 (水)
9:00 自由論題報告
報告 1) 内田綾子(名古屋大学)
 「キリスト教伝道とアメリカ先住民:文化的複合の生成」
 司会: 佐藤円
報告 2) 北美幸(九州大学・院)
 「1920 〜 40 年代の高等教育機関におけるユダヤ人学生『割り当て制』」
 司会: 坂本辰朗
報告 3) 天野剛至(同志社大学・院)
 「在米ヴェトナム人のカトリック文化」
 司会: 飯野正子
報告 4) 佐野方郁(京都大学・院)
 「バンドン会議とアイゼンハワー政権」
 司会: 菅英輝

13:00 シンポジウム 2 : 「東南アジア — アメリカ合衆国関係、1950 年代 : 米国外交の視点と東南アジア諸国の地域的結合への動き」
報告 1) 伊藤裕子
 「1950 年代前半の米比軍事関係とアメリカのアジア戦略」
報告 2) 寺地功次
 「1958 年のラオス選挙とアメリカ合衆国」
報告 3) 須藤季夫
 「東南アジアの地域的結合の動き、1950 年代」
 コメンテーター: 中野聡
 司会: 杉山茂

9 月 3 日 (木)
9:00 シンポジウム 3 : 「歴史の記憶とアイデンティティ」
報告 1) 岩崎稔
 「歴史叙述における《記憶》と《忘却》の問題群」
報告 2) 能登路雅子
 「歴史展示とアイデンティティ」
コメンテーター: 田中きく代、油井大三郎
司会: 山田史郎
12:00 会務報告

12:30 散会

第 22 回アメリカ史研究者夏期セミナー

日時:1997年8月26日(火)-8月28日(木)
会場:厚生年金会館大濠荘
   (福岡県福岡市中央区大濠 2-12-25)

プログラム
8 月 26 日 (火)
セッション 1 : シンポジウム「日本・米州関係史における文化接触と社会変容」
報告 1) 土屋由香
 「アメリカ合衆国の対日占領政策における女子教育改革 — 政策と文化のはざまで —」
報告 2) 山脇千賀子
 「ペルーにおける日系住民の生活技法をめぐる社会史」
コメンテーター: 貴堂嘉之・緒方房子
司会: 清水透
懇親会

8 月 27 日 (水)
自由論題
報告 1) 西村明人
 「言説における自由・平等・共和主義」
報告 2) 小原豊志
 「アンテベラム期の黒人選挙権」
報告 3) 永田陽一
 「アメリカ野球の中の東京ジャイアンツ — 1935 年の北米遠征と日米野球交流」
司会: 金井光太郎、鈴木茂、常松洋

セッション 2 : シンポジウム「20 世紀のアメリカ史像」
報告 1) 草間秀三郎
 「ウィルソンの 20 世紀構想 — 国際平和機構運動の展開」
報告 2) 島田真杉
 「戦争・統合・豊かさ — 第二次大戦期からみた 20 世紀アメリカ史」
報告 3) 鈴木健人
 「世界戦争の時代とアメリカ対ソ戦争目的 — ジョージ・ケナンの構想をめぐって」
コメンテーター: 杉山茂
司会: 新川健三郎
インフォーマル・セッション

8 月 28 日 (木)
セッション 3 : シンポジウム「現代アメリカ労働組合と労働史」
報告 1) 秋元樹
 「アメリカ労働組合のゆくえ — 組織とユニオニズム」
報告 2) 木下順
 「『トラブルメーカーズ・ハンドブック (職場の仕掛け人たち) 』
    から見たアメリカ労働史」
コメンテーター: 竹田有
司会: 野村達朗

第 21 回アメリカ史研究者夏期セミナー

日時:1996年8月21日(水)-23日(金)
会場:国立婦人教育会館
   (〒355-02 埼玉県比企郡嵐山町大字菅谷 728 番地 )

プログラム
8 月 21 日 (水)
セッション 1 : シンポジウム「ジェンダーと家族」
報告 1) 松久 玲子
 「中米における家族構造の変化と女性」
報告 2) 山内 恵
 「シャーロット・パーキンズ・ギルマンとその『社会的母性』」
コメンテーター: 児玉 佳与子、藤本 茂生
司会: 野村 達朗
懇親会

8 月 22 日 (木)
セッション 2 : 自由論題
報告 1) 小澤 英二
 「1936 年ベルリン・オリンピック大会と合衆国
   — 大会ボイコット運動と F. ルーズベルト —」
報告 2) 下野 理恵
 「20 世紀初頭アメリカにおける売春の位置づけ — ニューヨーク市を中心に —」
報告 3) 谷 洋之
 「ラテンアメリカとケインズ経済学 — プレビッシュの紹介を中心に —」
司会: 金井 光太郎、鈴木 茂、常松 洋

セッション 3 : シンポジウム「戦争は社会に何を与えたか」
報告 1) 白井 洋子 (目白アメリカ研究会)
 「戦争と女性 — ヴェトナム戦争とアメリカの女性たち — 」
報告 2) 藤本 博
 「アメリカ合衆国におけるヴェトナム戦争認識の変容と他者理解への模索 — 『ソンミ』虐殺とその遺産を中心に —」
コメンテーター: 菅 英輝、西崎 文子
司会: 寺地 功次

映画の夕べ『真珠湾攻撃』 (監督: ジョン・フォード / 上映時間: 82 分)
解説: 生井 英考

8 月 23 日 (金)
セッション 4 : シンポジウム「移民史研究の射程」
報告 1) 粂井 輝子
 「民族発展史からエスニックヒストリーへ?」
報告 2) 黒川 勝利
 「20 世紀初頭のシアトルにおける労働運動と日本人社会」
コメンテーター: 竹中 興慈
司会: 大塚 秀之

例会報告一覧へ